認知症って、予防できるの?
こんなに医学が進歩しても、あまり話題にならないけど・・・
新入社員がみんな元気なので、自分もパワーをもらっている白鳥です。
さて、六月二十六日、聖隷福祉事業団で、認知症の講演をしてきました。その一部をご報告。
現在、認知症の患者さんは二百万人を超え
「隣の家の出来事」と言ってはいられません。
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聖隷福祉事業団で講演
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認知症は今でも難攻不落
記憶力や判断力の低下など、認知症の中核となる症状を改善するお薬(アリセプト)も開発されてはいるものの、早期でないと、目に見える効果は得られないのが現状。被害妄想や徘徊など、周辺の症状に対しては、向精神薬(リスパダール)や漢方薬(抑肝散)などもあります。しかし、患者さんに精神的に安定してもらうには、周囲がよほど根気よく接する必要があります。(平成十九年四~八月号、今月四ページ参照)
では、なってしまったら大変な認知症、予防は可能なのでしょうか?
認知症の予防は、一石二鳥
認知症になりやすい方となりにくい方の違いは、かなりわかって来ています。そこで、予防に役立ちそうなことを(表1)にしました。
特にみなさんの関心が深い食生活を詳しく見ると、
こうして見ると、何かに似ていませんか?実は、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病のある方は、アルツハイマー型認知症になりやすいことがわかっています。 だから、似通った点が多いのです。
もし、対策が一緒で一石二鳥だったら、あなたはどうしますか?
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聖隷福祉事業団の講演
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豪&淳
東京だより
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こんにちは、Dr.白鳥です。
(当院スタッフ紹介コーナー)
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今月のあなたからの嬉しい声です。
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パーキンソン病とその類縁疾患
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お越しになる際は、必ず、時間に余裕をもっていらしてください。
認知症の診療には、多くの時間と手間がかかるからです。
また、再診で、予約の日に来られなかった方も、予約無しでお願いします。
混乱を避けるため、予約日時の取り直しは一切ご遠慮いただいております。
2017年から、1時間当たりの予約患者さんの数を減らし、以前に比べると、はるかに待ち時間は少なくなりました。
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